knoppix 改造準備

ほんとにできんのかどうかは別にして。

  • ハードディスクの検出設定拒否[20]

このオプションをつけるとKNOPPIXはfstabファイルを作りません。KNOPPIXは起動時にハードディスクがあれば、それをスキャンして利用可能なパーティションがあるかどうかを探します。そして、パーティションを見つけると自動的に/etc/fstabというファイルを作ります。このファイルには、通常、Linuxがマウントすべきパーティションなどが記載されているものです。インストールされているLinuxならこれが固定されて存在しますが、KNOPPIXはCD起動型であるため、起動するたびにマウントできるハードディスクの有無が変わるためこの時点で作らなければいけません。そして次に、それらのパーティションをマウントできるように「マウントポイント」となるディレクトリを作成します。ハードディスクの場合hdで始まる名前になり、 /mnt/hdxxなどになります。xxの部分にはアルファベットや数字が入ります。そういうわけですが、nofstabチートコードを使うと説明したような「スキャン」もしませんし、fstabファイルも作りませんし、マウントポイントも作りません。
boot: knoppix nofstab

  • ハードウエアの検出拒否[21]

boot: knoppix nohwsetup
このチートコードをつけるとハードウエアの検出をしなくなります。hwsetup(ハードウエアセットアップ)を実行しないということです。

  • ハードウエアを明示的に無効にする。勝手に読み込ませない[19]

ハードウエアの検出と設定をさせないようにします。ハードウエアには様々なものがあり、音源ボードやスワップメモリ、PCMCIAカードなどなどです。自動的な検出に失敗するときいっそこのコードを実行して無効にしてしまいましょう。このなかでもnoswapオプションは、コンピュータの「法的分析(フォレンジック)」をするときに有効でしょう。犯罪など、なにか問題があったコンピュータに分析をかけるとき、すでに存在するswapパーティションにもなんらかの痕跡が残されていることが想定されます。その場合、swap領域をKNOPPIXに自動検出させるとそこをそのままswap領域として使って上書きされ、大事な証拠やデータが消えてしまうかもしれません。noswapチートコードはスワップパーティションを使わないでおいてその中身を調べるときに有効だと考えられます(訳者による拡大翻訳)。
boot: knoppix nosmp noaudio
このほかに・・
noapic noagp noapm nodma nomce nofirewire nopcmcia noscsi noswap nousb
などがあります。

以上ここ*1から。

  • 自分用のKNOPPIXを作ってみることにしました*2

ここまでできれば、夢のようだが。現状は無理だろう。